就寝前、スプーン1杯のマヌカハニーで「睡眠改善」しませんか？

寝つきが悪い、眠りが浅い、たっぷり寝ているはずなのに疲れが取れない...こんなお悩みを抱えている方は多いかと思います。乳製品や大豆製品、サプリや睡眠リズムを助けてくれるアプリなど、様々な睡眠改善の食品や方法が紹介されていますが、新たな食材としてオススメしたいのが「マヌカハニー」です。

「ぶどう糖が足りないと、ストレスホルモンのコルチゾールが警報を出す。からだは警報に反応し、筋肉を溶かしてぶどう糖を脳に送る。脳はそれによって活動を続けることができるが、ストレスホルモンに緊張を強いられて、心拍やインスリン濃度が上がり、からだは休むことができない。脂肪を燃やしつつ、疲労した筋肉、痛んだ細胞の修復を、することもできない。結果、脂肪は蓄積され、免疫力は低下する。」ー書籍「はちみつ日和」より

これを読むと、就寝前にぶどう糖を正しく摂取すれば、脂肪燃焼が行われ、疲労回復が進み、傷ついた筋肉や細胞は正常に生まれ変わり、からだは正しく休むことできる、ということになります。そしてこの本で、ぶどう糖を効率的に摂取するオススメの食材として紹介されているのが、はちみつやマヌカハニーです。

はちみつの主成分はぶどう糖と果糖。これらがほぼ同等の割合で含まれています。果糖によってぶどう糖が肝臓に取り込まれやすくなり、精製糖を摂取したときのような急激なインスリン濃度の上昇を防ぎ、血糖値が安定し代謝ストレスを減らします。肝臓に運ばれたぶどう糖はグリコーゲンに変換され、エネルギーとして使われるまで蓄えられます。就寝前にスプーン1杯のはちみつを摂取することで、この蓄えられたエネルギーが効率的に消費されるので、ぶどうと糖の不足で引き起こされるストレスホルモンの分泌や筋肉の分解を防いでくれるのです。

また、マヌカハニーには「アセチルコリン」という神経伝達物質が含まれているのですが、これは脳と体をリラックスさせる副交感神経を刺激し、気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。

さらに、「トリプトファン」という必須アミノ酸も多く含んでいるのですが、これはメラトニンの原料となります。メラトニンは体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘う作用があり、睡眠ホルモンとも呼ばれています。このメラトニン、実は強い抗酸化力も持っており、その効果はなんと抗酸化ビタミンとされるビタミンCやビタミンEを上回るとも言われています。実際に寝不足の状態が続くと、肌にハリがなく、疲れた印象をもたれた経験はありませんか？これはメラトニンの減少により、体の抗酸化力が弱まったためなのです。

マヌカハニーに含まれる「トリプトファン」がメラトニンを生成することで睡眠リズムが整い、さらにその抗酸化作用によって疲労回復や細胞の新陳代謝が正しく行われることで良質な睡眠が得られ、結果病気の予防や老化防止とさまざまな効果発揮してくれます。