マヌカハニーのUMFやMGOと、目的に合った選び方
今大注目のニュージーランド原産の希少なはちみつ「マヌカハニー」。普通のはちみつも喉の痛みを緩和するというイメージがありますが、マヌカハニーが特に今注目されている理由は、その飛び抜けた抗菌力にあります。
マヌカハニーの抗菌力は、検査方法やライセンスなどの違いからさまざまな規格で数値化され、店頭に並べられています。ですが、昨今の健康ブームからマヌカハニーの栄養価や抗菌力に注目が集まり、悪質な販売業者によって数値が偽装される等の問題も起こっています。
そんな中、たくさんあるマヌカハニーの中から、安心・安全で効果の高いマヌカハニーがどれなのか分からない…と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、確かな品質のマヌカハニーを選ぶ指針として、ニュージーランド政府認定の3つの規格、UMF、MGO、MGSをご紹介します。
●「UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)」
マヌカハニーの抗菌力を数値化した最初の規格で、マヌカハニーに含まれる抗菌力の高さを、医療用消毒液のフェノール溶液と比較して数値化したもの。例えば「UMF10+」と表記されている場合、フェノール液の濃度10%と同等の抗菌力があることを示します。ちなみに、医療用現場では2%~5%のフェノール溶液が消毒用として使われているので、「UMF10+」でもその抗菌力は充分に高いことが分かります。UMFはニュージーランド政府が100%出資している検査機関で厳しく検査され、合格したものにしか表記されない信頼度の高い規格です。
●「MGO(メチルグリオキサール)」
1kgあたりのマヌカハニーにメチルグリオキサール(MGO)が何mg含まれているかを示す規格。例えば「MGO100+」と表記されている場合、そのマヌカハニー1kgあたり100㎎のMGOが入っているということを示しています。メチルグリオキサール(MGO)含有量測定の誤差が少ないため、UMFよりも正確性が高いのが特徴です。
●「MGS(モラン・ゴールド・スタンダード)」
マヌカハニーの抗菌力を証明する最初の規格であるUMFを作ったピーター・モラン博士によって新たに開発された規格。UMFと同様に同濃度のフェノール溶液と同等の抗菌力があることを意味していますが、MGSは数回にわたり検査を重ねるなどより厳しい検査基準となるため、認証までに非常に多くの時間とコストがかかってしまい、現在は「ワトソン&サン社」のみ採用している新たな規格です。
ニュージーランドで最もUMF値やMGO値の含有量が高いマヌカハニーを作ることで知られているブランドが「トゥルーハニー」です。
トゥルーハニーが管理する巣箱は「マヌカの森」と呼ばれる原生林の奥深く、ヘリコプターでしか辿り着けない秘境に設置されています。大自然の中に置かれた巣箱には、汚染物質が入り込む余地はありません。マヌカの花で覆われたその特別な場所からUMF値、MGO値が極めて高レベルのマヌカハニーが生まれます。
トゥルーハニーのマヌカハニーは、MGO300+(UMF11+)から始まり、日本での取り扱いはMGO1250+(UMF26+)が最大値となっています。
先ほどご紹介した通り、マヌカハニーの規格であるUMF値やMGO値は数値が高くなるほど抗菌力が強いことを意味しているため、高い数値のマヌカハニーを選ぶほど、その効果を期待することができます。数値の高いマヌカハニーが理想ですが、数値が高ければ高いほど収穫量も少ないため高価になっています。
デイリーに摂取する用に数値の低めのもの、感染症が流行する季節やより高い健康活性力を求める時には数値の高いもの、というように、用途に合わせて活用し、継続的にマヌカハニーの効果を毎日の生活に取り入れましょう。
トゥルーハニーでは下記のようにご紹介しておりますので、是非参考してみてくださいませ!
<トゥルーハニーのMGO値目安>
・MGO1250+(UMF26+):超高活性・究極に贅沢な世界屈指のウルトラプレミアム
・MGO1000+(UMF22+):非常に希少な最高級グレード、体質改善をしたい方に。
・MGO850+(UMF20+):希少な高活性、健康や美容にしっかり取り組みたい方に。
・MGO500+(UMF15+):感染症が流行する季節や、ワンランク上の健康管理に。
・MGO300+(UMF11+):標準グレードの約4倍のMGO値、日々の健康管理に。
また、一般的に、ハーブに分類される花から採取されるはちみつは色が濃いと言われており、マヌカの花もハーブに分類されます。マヌカハニーは加熱処理がされていないミネラル含有量の多い天然のはちみつのため、色と味が一般的なはちみつよりも濃くなっているのが特徴です。
さらに、マヌカハニーに含まれる有効成分の数値が高くなるにつれ色が濃くなり、また味も濃くなっていく傾向があります。数値の違いによる、味や香りの違いや色の違いも楽しんでみてはいかがでしょうか!